中学生の頃、私は全く生理痛がありませんでした。だから生理痛のある人の苦しみがいまいち分かりませんでした。
中学の時、友人が女子体育の先生に腰を押してもらっていました。先生は友人の腰を両手の親指でグリグリ押していたのを覚えています。
その後、友人に「さっき何していたの？」と聞くと、友人は「今日、生理なんだよね～」と答えました。私には何の事だかさっぱり分からず、質問の答えになっていないと少々不満がありました。
自分でも生理痛を経験するようになり、やっと中学時代に友人と先生が何をしていたのか、はっかり分かるようになりました。
私も生理痛が辛い時に押しています
生理痛が酷い時、
ようなのです。先生は生理痛が酷い生徒のツボを押していたのでした。
生理痛に効くツボは何ヵ所かあり、足や背中も効果的なようですが、私は中学生の時のあの記憶があるため、生理痛で辛くなると、ついつい両手を背中に回し、親指で押して離してを繰り返します。
すると４～５分ほど続けるうちに少しずつ痛みが弱くなっていくような感覚が出てきます。
生理痛がある時に緩和するツボを押し続ける事で、精神統一に近い感情のようなもの、精神的にも「これで楽になるんだ」という気持ちもあるのかもしれません。
もちろん精神的な事だけではなく、東洋医学で生理痛が改善されると言われている事なので、効果的なことは確かです。
出来れば体が温まっているお風呂上がりなどに行うと、より効果が実感出来るようなので、生理痛が辛い人は一度試してみて下さい。
生理痛は我慢しない事が鉄則
高校生の頃、とても仲の良い友人がいました。友人は生理痛がいつも酷く、生理の日は青白い顔で普段の明るい彼女とは全く違い負のオーラが出ていました。
見ている私達も辛いので「薬飲んだら？」と促すのですが、一度飲んだら癖になり、癖になったら効かなくなると言い、保健室にも行かずいつも机に伏せて苦しんでいました。
私は友人と二人で旅行に行く機会があったのですが、旅行の日、彼女は生理の日でした。ホテルに着くや否やベッドに横になり、私は何も出来ませんでした。
夜になり、友人は何度も寝返りをうちながら溜め息をつき、眠れない様子。ついに友人は私に「生理痛の薬ある？」と聞いてきました。
待ってました！とばかりに持ち歩いている常備薬を差し出し、友人に飲ませると、それから一時間もせずに友人の寝息が聞こえてきて、ほっとしました。
それからの旅行は、辛い時にすんなり薬を飲んでくれて、とても楽しい旅行になりました。
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友人の後悔
友人は、
と話していました。それから友人は、学校で生理痛に苦しんでも保健室に行き薬を飲むようになりました。保健室の先生は「生理痛は絶対我慢しちゃだめ！」と強く彼女に伝えていました。
私も友人と一緒に、生理痛を我慢するという状況は肉体的にも精神的にも私達が考えている以上に悪影響だという事を教えてもらいました。
私もその言葉をしっかり覚えていたので、それから数年後、自分も生理痛で苦しむようになりましたが、我慢しないでいつも薬のお世話になり、薬と仲良くお付き合いしています。
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